「30代で転職はもう手遅れ?」
「30代で良い転職先は見つかるのか?」
このまま何年後かに会社が潰れたり、AIに仕事を奪われてクビになったりしたら、この先仕事が見つからないかもしれません。
僕は大企業の工場勤務13年、未経験からIT企業へ転職し、キャリアを積んで現在フリーランスのブロガーとして活動しています。
そこで今回は30代の転職について手遅れを防ぐ方法や最適な転職先の見つけ方についてまとめました。
- 30代でも転職ができる
- 30代の転職で手遅れにならない方法が分かる
- 30代で最適な転職先を見つけられる
13年間大企業で勤めた僕が転職に踏み切った内容を詰め込んだので、転職で成功したい人は最後まで読んでください。
30代からの転職は手遅れではない
結論からお伝えすると、30代であっても転職は手遅れではありません。
なぜなら、自分自身のキャリアアップに向けた準備を進めることで、より充実したキャリアパスを確立することができるからです。
だからこそ準備を進め、自身のキャリアアップを図りましょう。
キャリアが無かったら作ったらいいんや!
その上で30代での転職が手遅れではない理由を以下2つにまとめました。
- 30代の転職成功者の平均年齢は年々上昇傾向
- 30代での転職は年収アップを叶えた人が多い
詳細に入っていきたいと思います。
30代の転職成功者の平均年齢は年々上昇傾向
30代での転職は手遅れと世間では騒がれています。
特に35歳は転職限界説ね!
転職市場では、35歳以上を対象とした求人は非常に少なく、35歳を超えてからの転職は難しいという「35歳限界説」があります。その他にも「年齢を重ねてからの転職は苦労する」など、さまざまな説がささやかれています。
引用元:ビズリーチ
そこで、転職サイトdodaが転職成功者のデータを集めていて、2021年の転職成功者の平均年齢は男性で32.5歳ということが明らかになっています。
男女全体の平均が31.7歳となっており、2008年の平均29歳から比べると、年々転職成功者の平均年齢が上がってきていることが分かります。
コロナの影響で最近は少し下がっているね!
今や日本の労働市場は大変革期で、従来のメンバーシップ雇用型からジョブ型雇用にシフトしています。
- メンバーシップ雇用:新卒一括採用、終身雇用、年功序列といった日本の昔からある雇用形態
- ジョブ型雇用:あらかじめ決まった職種内容(ジョブ)に基づいて企業が必要な人材を採用する制度
だからこそ、これからの時代は専門職や特化した職種のスキルがあれば極端な話、転職は何歳になっても可能になります。
キャリア形成が必須やで!
以下表で、転職成功者の年齢の割合を見てみると、30代以上での転職成功割合は50%にのぼります。
その中でも35歳以上の転職成功者は全体の27%を占めています。
35歳転職限界説も薄れていってるで!
30代での転職は年収アップもできる
せっかく転職するんだったら、年収アップしたいですよね。
いくら転職に成功しても年収が下がってしまったら、その後仕事のモチベーションも上がりません。
そこで転職成功はもちろん、年収アップをするためにはどうしたらいいのかを調査しました。
結論から言うと、以下の2つを満たすことです。
- 年収水準が高い業界へ転職する
- 年収の交渉をする
順番に説明していきます。
年収水準が高い業界に転職する
業界ごとに年収水準が異なります。そこで業種別の平均年収ランキングを表にまとめたのでご覧ください。
※横にスクロールできます。
業種分類 | 全体 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
金融 | 454万円 | 551万円 | 383万円 |
メーカー | 453万円 | 488万円 | 372万円 |
総合商社 | 446万円 | 496万円 | 366万円 |
IT/通信 | 436万円 | 465万円 | 383万円 |
建設/プラント/不動産 | 421万円 | 455万円 | 357万円 |
インターネット/広告/メディア | 412万円 | 455万円 | 370万円 |
専門商社 | 411万円 | 450万円 | 348万円 |
メディカル | 400万円 | 481万円 | 348万円 |
サービス | 366万円 | 405万円 | 326万円 |
小売/外食 | 351万円 | 390万円 | 309万円 |
金融と小売/外食の間で100万円もの年収に差があることがわかります。
つまり転職で業界選定を失敗すると年収が下がってしまうかもしれません。
ここは慎重にいくこと!
年収を上げるなら、表を参考に求人を確認して転職活動を進めましょう。
年収の交渉をする
「自分の行きたい業界の年収が低い・・・」
もし転職先の年収が下がる可能性が出てきたら、面接時に年収の交渉をしましょう。
そんなことできる訳がないと思うかもしれませんが、年収交渉は求職者の当然の権利です。
だからといって、面接でズバズバ「年収上げてほしい」では企業も納得できません。
そこで注意したいのが、年収交渉のやり方です。
企業が最初に提示している年収は交渉されることを想定して、あらかじめ年収を低めに設定していることがあります。
家電みたいやね!
年収交渉をする前に業界の年収水準(上の表)と企業の平均年収を調べましょう。
企業の平均年収の調べ方の一例を紹介します。以下Yahoo!ファイナンスでの方法です。
- 「銘柄やコード・キーワードを入力」の欄に企業名を入れて検索
- 検索結果の企業名をクリック
- 企業情報をクリック
- 平均年収が◯◯千円という形で表示
※上場企業のみ調べることができます。
自分での年収交渉ができない人は転職のプロ、転職エージェントに頼みましょう。
時間が無いあなたの代わりに企業へのアプローチから年収の交渉、退職のサポートまでしてくれます。
おすすめの転職サイト・エージェントサービスは以下の記事を参考にしてください。
>>【2023年最新版】失敗しない30代転職サイトおすすめ5選!活用方法も解説
転職を考える30代によくある悩み
30代で転職を考えると、悩みや不安が数多く出てきてしまいます。
そこで30代転職でよくある悩みをまとめましたので紹介していきましょう。
自身の市場価値
転職で一番気になるのは『自身の市場価値』がどのくらいなのかです。
自分の年収は適正なのか、他の企業ではいくらの年収で採用してもらえるのかなど、考えたらキリがないですよね。
考えてどうにもならない事は考えないように!
自分の市場価値を知るためにやるべき事はただひとつ、『転職サイト』に登録することです。
転職サイトに登録すると、サービス内で職務経歴書の作成や自己分析もできるため、自分に合った企業を見つけられる可能性が高まります。
登録=転職確定ではないし、全無無料やで!
おすすめ転職サイトは以下です。
>>【2023年最新版】失敗しない30代転職サイトおすすめ5選!活用方法も解説
単純作業で今後のキャリアが不安
事務系の仕事や工場のライン作業は、毎日ルーティンワークで飽きますよね。
このまま同じ作業をしていても一向にキャリアは形成されません。
だから転職して環境を変えようと思うんですね。
一度立ち止まって考えてみて!
たとえ転職に成功しても、転職先でもルーティンワークになる可能性はあることを十分に想定してください。
そうなる前に、自分が『どうなりたいのか』を明確に言語化してください。
ワークライフバランスを優先したい
これから転職を考えるのに、ワークライフバランスも大切にしたい30代も多いのではないでしょうか。
実は30代は自分のライフスタイルに合った仕事を探すのに最適な時期です。
なぜなら、30代は20代に積み上げたスキルや経験、実績を活かすことができるためです。
これらを活用して、自分に合ったキャリアアップを手に入れ、仕事とプライベートのバランスを取り、自分が望む生活を送るためにも、早めに転職活動を始めましょう。
10年社会に揉まれた経験は大きいで!
30代の転職失敗談から分かる注意点
30代の転職はキャリア・年収アップを目指せる一方で、転職に失敗しいる方も多いです。
そこで転職失敗から学ぶ注意点をまとめたので、参考にどうぞ。
30代転職は「即戦力」が求められる
30代の転職は社会人経験が豊富なことから、『即戦力』が求められます。
転職を成功させようと思うなら、企業から欲しい人材になる必要があるため、ここがハードルになるでしょう。
だからこそ企業のサイトをじっくり見て、面接時には自分を採用するメリットをしっかりとアピールしましょう。
30代からの未経験転職は厳しい
現在の職種で「何か合わないな・・・」と思ったら、未経験業界に転職したくなります。
しかし、30代での未経験転職は簡単ではありません。
先述した通り、企業は即戦力を求めているため、未経験者を一から教育するのは難しいと考えられます。
そこでおすすめの転職方法が「スライド転職」です。スライド転職とは、
- 今の職種のままで業界だけを変える
- 今の業界のままで職種だけを変える
ということになります。具体例を出すと、
- 製造業の経理職にいた場合、医療業界の経理職に転職する。
- 大手製造業の経理職にいた場合、中小製造業の人事職に転職する。
上記のような業界・職種のどちらか片方だけを残して転職することをスライド転職といいます。
このスライド転職をすることで今のスキル・経験を持って、未経験の業界や職種に転職成功しやすくなります。
転職活動を一人でするには限界がある
前提として転職活動は在職中に行うものです。
30代であれば普段の仕事の合間に、
- 求人を確認
- 企業分析
- 面接応募
- スケジュール調整
上記をを一人でこなさないといけません。
結論としては、一人で何社ものスケジュール調整は限界があります。
そこで転職エージェントの出番です。
エージェントに協力してもらうことで、上記の面倒な部分を代行してもらえます。
全部無料でやってくれるで!
転職エージェントの報酬は、紹介した求職者が採用・入社した企業から受け取ります。
報酬額の相場は年収の30〜35%です。
注意点としては、転職エージェントも人なので、合う合わないがあります。
自分と親身に向き合ってくれるか、見極めが必要です。
合わなかったら別のエージェントに相談や!
転職エージェントも含めたおすすめ転職サイトの記事があるので参考にどうぞ。
>>【2023年最新版】失敗しない30代転職サイトおすすめ5選!活用方法も解説
年収が下がる場合がある
転職をするからといって、必ず年収が上がるわけではありません。
場合によっては年収が下がることもあるため、注意が必要です。
転職者にとって成功の基準は違うけどね!
- 面接時に年収交渉をしなかった
- 転職前に賞与や手当などを確認しなかった
- 未経験の業界&職種に転職した
- 年収以外の条件を優先した
僕は年収が下がったけどね!
30代で実際に転職した筆者の失敗談
ここで僕が実際に転職で失敗した経験談を紹介したいと思います。
\今までの転職活動の流れ/
転職回数 | 転職内容 | 利用ツール |
---|---|---|
1回目 | 自衛隊から工場勤務 | タウンワーク |
2回目 | 工場勤務からIT企業 | エンゲージが運運営するLINEサービス |
3回目 | IT企業からの転職活動 | doda ビズリーチ リクナビNEXT マイナビエージェント |
最終的に会社で働きたくないからフリーランスになったんよね
上の表を基に内容をまとめましたので、ご覧ください。
- 年収が下がった
- 転職活動をしっかりしていなかった
- 企業のことを調べなかった
- 内定もらったら即決してしまった
- 失敗したけど良かったこと
年収が下がった
大企業の工場勤務からITベンチャー企業に転職した際、年収が下がりました。
全てが未経験の業界・職種への転職だったため、600万円あった年収が400万円以下に。
だからといって生活はほとんど変わってないけどね
転職成功の基準は人それぞれです。
- 年収が上がった
- 人間関係が改善された
- ワークライフバランスが取れるようになった
上記のようなことが一般的に転職成功というのなら僕は失敗組です。
しかし、僕は全くの未経験分野にチャレンジできて、色んな知識や実務経験を手に入れることができたため、個人的には成功と思っています。
ちなみに転職経験者の年収に関して調べたデータを記載しておきます。
転職経験者の半数近くは年収が上がったと回答しています。
転職活動をしっかりしていなかった
結論からお伝えすると、転職活動が何なのかすら分かっていませんでした。
転職活動って言葉すら知らなかったよ
転職1、2回目の時はITリテラシーが無かったため、ネットで検索することも知らなかったんです。
工場勤務からIT企業に転職したことで、ネットについて詳しくなりました。
それでも最後の転職活動は詰めが甘かったです。
もちろん、転職サイトに登録してエージェントに相談もしていましたが、大事なことをしていませんでした。
- 自己分析が不十分
- 職務経歴書を磨き上げる
- スキルの棚卸しが不十分
- 企業分析をしていない
上記のことから、内定どころか書類選考も通過しません。
採用されていないのに退職してしまった
僕は転職が決まる前に退職してしまいました。
完全にスケジュール管理不足です。
辞めてからは時間がたっぷりあったのは良かったで!
この記事を見ている人は、僕のように採用が決まっていないのに先に退職はおすすめしません。
ただし、例外として先に退職しても良いのは以下のような人です。
- ブラック企業でこれ以上会社にいると精神を壊してしまう人
- 貯金があり、1年以上は生活ができること
僕は後者ね!
正直僕は転職を軽んじていました。今までずっとノリと勢いだけで生きてきましたから、今回もなんとかなるだろうと。
面接もポテンシャル採用されると思っていましたが、30代後半では通用しません。
内定もらったら即決してしまった
実は退職後に受けた面接で内定をいただいたんです。
つい嬉しくて、その企業のことを何も調べずに即決してしまいました。
結局は内定を辞退したのですが、それはたまたま僕が盲腸(上位互換)で入院したのがきっかけです。
入院中に企業のことを調べまくったら、あまり良くないイメージやった
タイミングよく入院が無かったら、入社していたことでしょう。
結局のところ、自己分析をとことん追求していったら、会社員ではなくフリーランスが向いていることに気付きました。
その理由から転職活動はやめて、フリーランスとして開業することに。
30代で何も考えず転職したけど、良かったこと
これまで僕の失敗事例を挙げてきました。
しかし、失敗とはいえ良かった点も数多くあります。
特に僕のようなノープラン野郎にとってな!
僕は工場勤務からベンチャー企業に転職しました。
スタートアップというだけあって、朝令暮改は当たり前、新規事業もどんどんチャレンジしていく会社でした。
全く事業内容が固まっていない状態で商品を販売することもあるほどです。
おかけで数多くの経験をすることができました。
- 新サービスの立ち上げ/ディレクション業務
- GoogleやMetaなどのサービス/システムを学べる
- とんでもないクレーム対応
- ITリテラシーがバキバキに鍛えられる
ご覧のように、普通の企業にいても経験できるようなことはありません。
大企業ですと、職種に縛られたルーティンワークがほとんどかと思います。
スタートアップ企業はフットワークも軽く、チャレンジして成果が出なかったらすぐ撤退するため、スピード感があって面白かったのは事実です。
会社によるけどね!
僕みたいな変態はベンチャー企業に転職もアリかと思います。
>>【2023年最新版】失敗しない30代転職サイトおすすめ5選!活用方法も解説
30代からの転職 手遅れを防ぐには
30代での転職は「手遅れ」という壁にぶつかります。
そのため、30代からの転職にあたり、以下を参考にしてください。
転職の目的を明確化
30代からの転職には、明確な目的が必要です。
自分が望むキャリアアップやライフスタイル、職場の雰囲気などを明確にすることで、転職先を絞り込むことができます。
だからこそ、
- なぜ転職したいのか
- 今の職場では実現できないのか
- 転職して何がしたいのか
- 自分がどうなりたいのか
ここを徹底的に考えて、転職の目的を明確にすることです。
転職サイトに登録しておく
転職の目的が明確になったら、まずは転職サイトに登録しましょう。
転職サイトに登録することで、
- 自己分析ができる
- 職務経歴書が作成できる
- スキルの棚卸しができる
- たくさんの求人情報にアクセスできる
- 退職までのサポートがある
- 全て無料
上記のようなメリットがあります。
なによりも転職サイトに登録することで、自分の現在地、能力、レベルを客観的に把握することができます。
これ、めちゃくちゃ大事やからね!
30代におすすめの転職サイトは以下記事にまとめていますので参考にどうぞ。
>>【2023年最新版】失敗しない30代転職サイトおすすめ5選!活用方法も解説
転職エージェントに相談
転職サイトのサービス内容にはエージェントに相談することもできます。
いわゆる転職のプロに話を聞いてもらえるため、こちらもメリットしかありません。
例を挙げると、
- 企業とのスケジュール調整など面倒な作業を代行してくれる
- 面接対策をしてくれる
- 企業の内部事情を知っていることもある
- 年収の交渉をしてくれる
- 全て無料
相談しない理由がありません。
注意すべきは転職エージェントとの相性です。
合わないと感じたら別のエージェントに頼みましょう。
担当を変更して欲しい場合、本人に言いにくいなら転職サイトの代表番号に電話して事情を説明して担当を変更してもらえます。
「意思疎通が噛み合わず、うまくコミュニケーションが取れない。担当を変更してほしい」
「連絡のレスポンスが悪いので、別のコンサルタントにしてください」
「いつも目線が高く、高圧的な接し方をされるので、本音で話すことができません。別の方にして下さい」など
ここは遠慮したらあかんで!
30代の転職で成功しやすい人の特徴
30代での転職で成功しやすい人の特徴を見てみましょう。
順番に詳細に入っていきたいと思います。
専門スキルを持っている
専門スキルと持っていることで30代でも転職成功率は飛躍的に上がります。例えば
- 簿記・会計スキル
- パソコンスキル(エクセル・ワード)
- プログラミング
- クリエイティブスキル(Illustrator・Photoshop)
- 語学スキル(TOEICなど)
- 接客・対人スキル
などの専門的なスキルを持っていることで、書類選考や面接でも有利に進めることができます。
元工場勤務の僕個人的に使えるスキルは、13年の工場勤務で培った『トヨタ生産方式』のスキルです。
トヨタ生産方式は問題解決や課題達成のために使われる技術で、「なぜ」を5回繰り返し問題の原因を突き止めます。
常に現場や品質を改善し続けてきたスキルだけに、面接でもアピールポイントになります。
詳しいことは「トヨタ生産方式」でググってな!
マネジメント経験がある
30代にもなると、中間管理職などの役職に就いていることも多いです。
だからこそ、採用企業も即戦力を求めるため、マネジメント経験の有無が重要視されます。
現状でマネジメント経験が無いのなら、今持っている実務経験を洗い出してスキルの棚卸しをしましょう。
キャリアプランが明確にある
最後に転職で成功しやすい人の特徴はキャリアプランが明確にあることです。
キャリアプランがしっかりしていると、面接時でもなぜその企業に転職したい理由・根拠を自信を持って伝えることができるためです。
それだけで好印象やで!
だからこそ、転職活動の準備段階『自己分析』を徹底的に行いましょう。
30代から未経験でもチャレンジしやすい職種
30代から未経験の転職は難しいと考える人は多いのではないでしょうか。
そこで30代でも未経験からチャレンジしやすい職種を紹介していきます。
営業職
営業は商品やサービスを売り込むことが仕事です。
対人で直接交渉するため、コミュニケーション能力が求められます。
だからこそ人と話すのが苦手でなければ、未経験でも始めやすい職種です。
また、営業職は先輩社員との現場同行で教育されることが多いため、スキルを覚えやすいのも魅力です。
さらに売り上げに応じて成果報酬が支払われるため、年収アップにも繋がります。
人と話すのが好きならチャレンジするのもアリ!
エンジニア職
プログラミングやデザイナースキルはIT業界で人材不足になっています。
スクールなどで技術を覚える必要がありますが、30代からの未経験でも始めやすい職種です。
優秀なエンジニアになることができれば、年収の大幅アップにも期待できるでしょう。
工場勤務
人と話すのが苦手、パソコンも苦手で単純作業なら好きという人には工場勤務という選択肢もあります。
残業と夜勤が多く、収入だけにフォーカスするなら工場に転職も考えられます。
また、あまり考えることも少ないため、副業も始めやすいのもメリットではないでしょうか。
経験者からすると、工場勤務はおすすめしないけどね!
以下記事は工場勤務についてまとめたものです。参考にどうぞ。
>>【徹底考察】工場勤務はオワコンなのか?そのまま働き続けた人の末路4つを紹介!
番外編:フリーランス
フリーランスは自分のスキルや経験を活かし、自由なライフスタイルを手に入れることができます。
仕事とプライベートのバランスをとることができるのが最大の魅力です。
僕のパターンね!
フリーランスは安定的な収入が無いため不安になる人が多いでしょう。
しかし、今の時代会社が絶対に倒産しない、リストラされないなんてことは言い切れません。
必要なのは自分の能力で生きていける『チカラ』があることです。
もし今の能力で「いける!」と思ったら、迷わずフリーランスの選択肢もアリでしょう。
30代からの転職で押さえるべきポイント
30代から転職活動をするには、僕の経験談からも押さえるべきポイントをまとめましたので紹介していきます。
自己分析を徹底的におこなう
転職活動に向けて、自分の長所・短所を認識することが大切です。
自分のスキルや経験を把握し、企業にアピールすることができます。
自己分析が9割と言っても過言やないで!
自己分析を適当にやってしまうと、自分の方向性が分かりません。
僕はここをおろそかにしてしまいました。自己分析を徹底的にすることで、
- そもそも転職するべきか
- 現職に留まるべきか
- 企業するべきか
- 自分の適正は何か
- 自分の苦手が何か
これら全てが把握できます。
僕の場合は退職後に改めて自己分析をしたところ、『フリーランス』という道が自分にピッタリだと判明しました。
そっからは早かった!
そこでおすすめの自己分析ツールを紹介していきます。
以下表にはサイト登録不要で、適職の診断が受けられる転職サイトをまとめました。ぜひご活用ください。
もっと深く自己分析をしたい人は以下の表から自己分析を行なってください。
どれもサイトの登録は必要ですが、無料で利用できて細かく自己分析ができるため受けてみましょう。
転職サイト | 名前 | 特徴 |
---|---|---|
リクナビNEXT | グッドポイント診断 | 全18種類のタイプから自分の強みを5診断。 |
ビズリーチ | シゴト観診断 | 全16タイプに分けて、キャリアタイプを診断。 ※シゴト観診断は有料プランですがチケットを使えば無料で利用できます。 |
自己分析は必須のため、後者のサービスがおすすめです。
質問事項が多いけど、かなり細かく診断してくれるで!
グッドポイント診断について、以下記事に詳しく解説していますので、参考にどうぞ。
キャリアプランを明確にする
先述した自己分析を基に、ゴール(キャリアプラン)を明確にします。
自己分析によって、自分がどうなりたいのかが理解できれば、そのためにどんな道のりにするのかを考えましょう。
たとえば富士山に登るとします。そうすると、
- どのルートを通るのか
- どんなスケジュールで挑むのか
- どんな装備が必要なのか
- どこまでの体力が必要か
ご覧のように、富士山に登るための手段を考える必要が出てきますよね。
こうなったらめっちゃ楽しくなるで!
ちなみに僕のキャリアプランを紹介します。
キャリアプラン | 詳細 |
---|---|
人生のゴール | 場所や時間に縛られない仕事でサイドFIRE |
どんな仕事になるのか | ・WEBライター ・ブロガー ・マーケター ・コンサルタント |
転職すべきか | フリーランスが◎。フルリモートでの働き方ができるのなら転職もアリ。 |
いつまでに達成するのか | 45歳までに |
達成するのに必要なスキル | ・セールスライティング ・SEOライティング ・マーケティングスキル |
必要な年収 | 最低1,000万円以上 |
僕は転職すべきか悩みましたが、最終フリーランスになることが確定していたため、独立しました。
もし今後フルリモートで働ける会社からスカウト来たら考えます。
選択肢があることは幸せやで!
職務経歴書を常にアップデートする
職務経歴書はドラクエでいうなら、『ステータス画面』です。
ゲームの世界では自動で最新の能力値が反映されますが、現実世界では自分で更新しないといけません。
自分で能力値やスキルを更新していけば、どの能力が高いのかを客観的に把握することができます。
転職サイトの職務経歴書を最新の状態に保っておけば、思わぬ企業からのスカウトが届く可能性も上がります。
企業も能力値が低い人を採用したくないからね!
在職中にスキルを磨く
自分のキャリアプランが明確に定まると、必要なスキルも把握できます。
あとは、必要なスキルを磨くために行動するのみです。
在職中にスキルを磨くには以下の方法があります。
- 資格の勉強をする
- プログラミングのスクールに通う
- セミナーに参加する
上記のように、在職中でも仕事が終わってからや、休日を使って自己投資をすれば能力値が上がり、スムーズに転職活動が行えます。
書類選考・面接対策を十分におこなう
書類選考を通るには、職務経歴書を磨き上げることです。
自分でより良い書類にするのは難しいと感じる人も多いので、転職エージェントを利用して職務経歴書を見てもらいましょう。
さらにエージェントを利用することで、応募企業の面接でよく聞かれる質問を教えてくれたり、模擬面接もしてくれたりするので、事前に練習ができます。
エージェントを利用しない手はないで!
>>転職エージェントについて詳しい記事はこちらを参考ください。
まとめ 30代からの転職は手遅れじゃない。自分のやりたいことを明確にしてキャリア形成していこう!
いかがでしたか。今回の記事をまとめると、
- 30代でも転職は遅く無い
- 30代からでも未経験の業界にチャレンジできる
- 今からでも転職活動をきちんと行えば成功できる
ご覧のように30代からでも転職は決して遅くありません。
転職するにもしないにも、まず自己分析を徹底的に行うことをおすすめします。
この記事を読んでいる人は、自分の将来の方向性が定まっていないのではないでしょうか。
だからこそ、自己分析もできる転職サイトに登録して少しでも早く人生の軸を固めましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。